器のある暮らし/雪花ガラス

今日は贈り物を選びに、油山にある青木耕生さんの工房を訪ねました。
6年前の冬、この場所で初めて手にしたグラスには「雪花(ゆきはな)ガラス」という美しい名前がついていました。美しい名前も、寒い静かな夜に、「キンッ」と音を立ててヒビが入るという魅惑的な構造も、熱いものも冷たいものもOKという優れものなところも、出会ったときから私の中での大ヒット商品となりました。

時の流れの中でモノやヒトは輝きを増していくのだなぁ

時は流れ、わたしだけの大ヒット商品は気がつけばクルーズトレイン「ななつ星in九州」の中で、使用される「器」になっていました。そしてそこでモノを作っていた大きい兄ちゃんは、テレビに出たり、作家さんと呼ばれたりするヒトになっていきました。
そうだよね、みんな、気がつくよね。美しくて機能的だもの。そうだよね、美しいモノを作る人だものね。時間の中でこうして、モノやヒトは創られていくのね。

選んだグラスは、恩師への贈り物です

 ガラス作家青木耕生さんの作品は工房まで行かなくてもネットでも購入できます ガラス工房「生」

今日、選んだグラスは、少し大きめのロックグラス。高校時代の恩師への還暦の贈り物です。
今思えば、新米の先生と新入生の私たちは、「全力で先生」や「全力で少女」だったような気がします。
今頃男子の誰かが、普段自分では選ばない森伊蔵か、村尾か、はたまた魔王に熨斗をつけて準備をしているのでしょう。残念ながら欠席の私は会場にグラスを届けておくことにします。
あの頃の「男子」や「女子」はどんな大人になっているのでしょう。
どうか夢見る頃をとうに過ぎた34年ぶりの同窓会が楽しい思い出となりますように・・・・アーメン。