画面越しの新しい日常(新しい生活様式➀)

今月、公表された「新しい生活様式」みなさんはどのように受け止め、実践されていますか?
「新しい生活様式」というワードは、未知の物に取り組むいう不安や今までと違う事に取り組まなければいけないという窮屈な感情や緊張が伴います。
しかし、それを伝えてくれる人がどのような表現を使うかで受け手の言葉に対する印象が変わり、行動が変わります。家事をしながら見ていたので、政治家だったのかコメンテーターだったのか、司会のどなたがおっしゃったのか定かではありませんがその方は「少し緊張しながら新しい生活様式を続けていきましょう」と表現していました。

何かを変える時に必要なのは「思考」「言葉」「行動」です

「考え方」や「行動」を変えるのは、少し知識や、トレーニングが必要です。
まずは「言葉」を変えてみるのが、感情に働きかけるので、動きに繋がりやすいかもしれません。
先程の「少し緊張しながら新しい生活様式を続けていきましょう」はいいですね。「少し」というところもいいですね。「緊張しながら」という言葉選びも素晴らしいですね。「続けていきましょう」というところも、とてもいいですね。(※表現についての解説はまた別の機会に)
見ていた方は一緒にやってみようという行動につながったのではないでしょうか。

新聞の『画面越し「新しい日常」』という見出し

今朝の西日本新聞の一面には、『画面越し「新しい日常」』という見出しで、新型コロナウイルスによる外出自粛で、オンラインにより「生活様式」が、変化しているという内容が、紹介されていました。
みなさんの日常や働き方は、どのように変わりましたか?
我が家や、私の仕事でも、オンラインが日常になって来ました。
4月の夫の還暦には、祝宴を延期したのですが、当日は息子たち家族からオンラインでお祝いのメッセージをもらいました。
母の日には息子が、画面越しにLINEで歌を歌ってくれました。後ろではソファーの上で飛び跳ねる孫も見えます。私たちは、新しい生活様式を守りながら新しい生活スタイルを楽しむことを始めています。
仕事では、Zoomでのプライベートレッスンは、案じていたよりも楽しく、認定講座という少しハードルが高いかな?と躊躇していたオンライン講座も無事に終了しました。
更にオンライン講座の新規のご依頼をいただく機会が増えたり、おうち時間のおかげで、所属する協会やコミュニティの全国にいらっしゃるみなさんとリビングで、久々に画面越しにお会いできました。
新しいことと向き合う事を恐れず、新しいことにどのような可能性があるのだろうと、楽しんでみることがこれからの私たちの新しい生活様式=新しいライフスタイルになるのかもしれません。
「少し緊張を続けながら新しい生活様式を続けていきましょう。」という言葉を意識しながら、しばらく暮らしてみることにします。
意識しながら、暮らしているとそれは「習慣」になります。習慣になるということは「行動」が変わるということですね。
意外とやれそうな気がします、すでに実践していることもたくさんあります。
長くなりそうなので、今夜はこの辺で・・・。

さてさて、、、画面越しに聞いた君の歌は、相変わらず少しだけ音がはずれていて、、変わらないところが、それはそれで、、、とても嬉しかったわ。