コロナとソーシャルディスタンスとパーソナルスペース(新しい生活様式②)
コロナウイルス感染症対策のひとつとして誰もが知っていて、実行している「三密」を避ける。
「ソーシャルディスタンス」を取りましょう。という意識。
一時期は「ソーシャルディスタンス」(社会的距離)という言葉が社会的分断をイメージされてしまうということで「フィジカルディスタンス」(身体的距離)という言葉が推奨されましたが、時すでに遅し、「ソーシャルディスタンス」という「言葉」も「響き」も「行動」もすっかり定着している感があります。
コロナ対策における「ソーシャルディスタンス」は相手との距離を2mほど(最低でも1m)としています。
私は、今、出先で取るこの「人との距離」が不快ではありません。むしろ、居心地がいいです。
みなさんは、どうでしょう?
もともと、人は「パーソナルスペース」を持っています。
アメリカの文化人類学者、エドワード・T・ホールが分類したパーソナルスペースの概要によると「ソーシャルディスタンス」とは相手に手は届きづらいが、容易に会話ができる距離であり、知らない人同士が、会話したり、商談でする場合に用いられる距離とされています。
「パーソナルスペース」とは他人に近づかれると不快に感じる空間の事です。
人は誰でも「パーソナルスペース」を持っています。
コロナの今だから気をつけたい「パーソナルスペース」
そもそも、コロナ対策の「ソーシャルディスタンス」と「パーソナルスペース」の分類の「ソーシャルディスタンス」は、性質の違うものですが、「不快に思う距離」というところでいうと、この分類や定義は、アフターコロナ、ウィズコロナの今となっては、注意したり、今までより意識しなければならない事かもしれません。
各地で緊急事態宣言が解除され、コロナ以前のオフィスワークに戻った方も多いことでしょう。
マスクをしていても依然と同じような距離や感覚で、過ごしたり行動しているとステイホームで敏感になっている、今まで親しかった同僚や近しい人との心の距離が、離れてしまうかもしれません。ご注意あれ。
そう、これからは「新しい生活様式」と同じように「新しいコミュニケーション」を意識し、行動することが求められます。
今だから知っておきたい「新しいコミュニケーション」
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